ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

「我が我がの我を捨てて、おかげおかげのおかげさま」——心に響いた言葉

はじめに


学校を卒業した私は、迷わず東京での就職を選びました。

 

どうしても親元を離れたかったからです。


幼い頃から、母はよく私に「人は信じられない」と言っていました。

 

その言葉を聞き続けるうちに、私の心にはいつの間にか「人は信用できないものだ」という思いが根付いていました。

母親から知らず知らずに受ける影響は自分が思っているよりもとても大きいのかもしれません。

 

ただ、どんな環境でも自分が変わろうと思ったらかならず変化するための出来事も目の前にあらわれます。

 

今回はそんなひとつのエピソードを紹介しようとあと思います。

 

子供



1.少しずつ変わり始めた心


初めての職場でも、人間関係を築くのが苦手でした。


どうせ、誰も私のことを理解してくれない」

そんな思いが消えず、なかなか心を開くことができなかったのです。


でも、少しずつ変わり始めました。


職場の上司や同僚に恵まれ、「もしかしたら、人を信じてもいいのかもしれない」と思えるようになっていったのです。


特に、上司の中にはとても温かい心を持った人が何人もいました。

どんな時も私を気にかけてくれ、さりげなく支えてくれるその存在に、私はどれほど救われたか分かりません。

今思うと実家を離れて暮らしたことが私にとっての正解だったようです。

願い

2.心に残る言葉との出会い


ある日、そんな上司のひとりがふとこんな言葉をかけてくれました。


我が我がの我を捨てて、おかげおかげのおかげさま。」


その言葉は、不思議なほどすっと私の心に入ってきました。

当時はまだ深く理解できていませんでしたが、なぜか強く心に残ったのです。


この言葉の意味


この言葉は、「自分中心の考えを手放し、周囲への感謝を忘れないことの大切さ」を教えてくれます。


「我が我がの我を捨てて」

→ 自分の欲やエゴにこだわらず、謙虚に生きること。


「おかげおかげのおかげさま」

→ すべては周囲の支えがあってこそ。感謝の心を持つこと。


この言葉を知ったことで、私は少しずつ変わっていきました。

母の価値観に縛られていたことに気づき、もっと周りに目を向けるようになりました。

現代に生きる私たちへのメッセージ


今の社会では、「自分の力で生きること」が求められます。

でも、本当にそうでしょうか?


家族、友人、職場の仲間、地域の人々——

私たちは、たくさんの支えの中で生きています。


もし、毎日がうまくいかないと感じたら。

もし、誰かにイライラしてしまうときがあったら。


「おかげさま」の気持ちを忘れていないか、ふと振り返ってみませんか?

たとえば・・

 

私はご飯をたべるとき、ふとこのように思うことがあります。

このご飯には何人の人の手が関わっているのだろう?

 

人の手はもちろんだけど、微生物や太陽、土、水や空気様々なものの恩恵を受けている奥深さにも自然と感謝の気持ちが溢れてきます。

また、何とも言い表せないですが、今ここにこうして生きていることに「ありがたさ」を感じます。


私自身、これからもこの言葉を胸に、感謝を忘れずに生きていこうと思います。

 

そして、人生のさまざまな経験を経た今、この言葉の深さを、昔よりもずっと噛み締められるようになりました。


よかったらかここ記事もご覧になってください。

それでは!「愛と感謝と調和」のもと、全ての生きとし生けるものが心穏やかで幸せでありますように!

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