はじめに
小さな頃のわたしへ
私は小学生のころ、いつも家の空気を気にしていました。
母は誰かのせいにして愚痴をこぼし続けていてアルコール中毒、祖母との関係は冷え切っていて、父はギャンブルに逃げていた。
「早くこの家を出たい」
そればかり考えていたのを覚えています。
母が幸せになれるならと、子どもながらに離婚を勧めたことさえありました。
夜が明けるまで、どうしたら母を幸せにできるのかを考え続けて、眠れなかった夜も何度もありました。
でも、思考がぐるぐると止まらなかったのは、本当は——
**「感情を感じることができなかったから」**なのかもしれません。
そういえば私は、自分の感情を隠し続けてきて、娘が産まれてしばらくの間は、心を感じることすらできなくなっていたことに、最近ふと気づいたのです。
目次:
- はじめに
- 思考が止まらないとき、心は何かを伝えようとしている
- 感じていることに、そっと名前をつけてみる
- 感情はジャッジしなくていい
- 感情の根っこを探ってみる
- 安全な場所で、感情を表現していく
- 思考と感情を区別する練習をしてみる
- 頭ではわかってるのに、心に落ちてこないときは…
- おわりに

思考が止まらないとき、心は何かを伝えようとしている
「頭が疲れている」ような感覚。
何もしていないのに、ずっと考え続けてしまうあの感じ。
それはきっと、心が「本当は感じてほしい」と思っている気持ちが、思考という形で表に出てきているのかもしれません。
たとえば…
不安、寂しさ、怒り、悲しみ。
名前がつかないような感情が、頭の中でぐるぐると形を変えているだけなのかもしれません。
だからまずは、
「いま、私なにかを感じてるんだな」
と気づいてあげることから始めてみましょう。

感じていることに、そっと名前をつけてみる
「なんだかモヤモヤする」
「不安かもしれない」
「誰かにわかってほしかったのかも」
そんなふうに、漠然とした感覚に言葉を与えてあげると、心の霧が少しずつ晴れていきます。
ノートに書き出したり、声に出したりしても構いません。
あなたの心が感じていることに、「わかってるよ」と返す時間です。

感情はジャッジしなくていい
私たちはつい、
「こんなことを感じる自分はダメだ」と思ってしまいます。
でも、どんな感情も、あなたの一部です。
怒りも、寂しさも、悲しみも、
その奥には「生きたい」「つながりたい」という願いがあります。
だからこそ、感情をジャッジせずに、
ただ「ある」と認めてあげるだけでいいんです。

感情の根っこを探ってみる
「なんだか焦る」「イライラする」——
それって、もしかしたら過去の出来事や、
今の人間関係が関係しているかもしれません。
思い出すのがつらいときは、
「何かあったのかもしれないね」とつぶやくだけでも大丈夫。
感情と少しずつ仲良くなっていければ、
それだけで心は安心し始めます。

安全な場所で、感情を表現していく
感じたままを出していい場所があると、心はずいぶん楽になります。
• ノートに気持ちを書き出す
• 信頼できる人に「聞いてもらうだけでいい」と伝える
• 絵を描いたり、音楽を聴いたりして心を緩める
• 深呼吸して、自分の体の感覚に意識を向けてみる
感情は、外に出すとやさしくほどけていきます。

思考と感情を区別する練習をしてみる
「失敗したらどうしよう」というのは思考。
それによって胸がドキドキしたり、胃が重たくなるのは感情。
この2つは似ているけれど、違うもの。
「今、考えてるな」と気づいたら、
一歩引いて、「体は何を感じてる?」と聞いてみてください。
心は、体の声とつながっています。

頭ではわかってるのに、心に落ちてこないときは…
「頭では理解してる。でも心がついてこない」
——そんな感覚、私にも何度もありました。
でもね、焦らなくていいんです。
心は、「安心」しないと動かない。
頭が「納得」しても、心が「感じられる」には、時間がかかることもある。
たとえば——
風の音を聞いたとき。
自然の中でふっと涙がこぼれたとき。
それは、理屈じゃない「心が感じる瞬間」です。
だから、
「わかったつもりだったのに、まだ心が追いついていなかった」
それに気づけたあなたは、もう心とつながり始めています。

おわりに
あの頃のわたしへ、そして今ここにいるあなたへ
「感情と向き合う」って、すごく勇気がいることです。
でもそれは、あなた自身を大切にしようとする、やさしい選択です。
あの頃のわたしが、ずっと願っていたのは、
「母を幸せにしたい」でも
「自分が悪い子じゃないと信じたい」でもなく、
「本当の自分を感じて、生きていたかった」
——それだったのかもしれません。
もし今のあなたが、思考に飲まれそうになっているのなら、
**「感じてもいいよ」**と、そっと自分に声をかけてあげてください。

今日も、あなたの心がやさしく整いますように。
思考が止まらなかった夜に、少しでも光が届きますように。
あとがき
それでは今日も、「愛と感謝と調和」のもと——
生きとし生けるすべてのものが、心穏やかで幸せでありますように。
本日もブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
このブログは、自分自身の心との対話を通して、内面を整理するために書いているものです。
今ではこうして文章を書くことができていますが、少し前までは、自分の感情がよく分からずにいました。
そのために、生きづらさを感じていたのも事実です。
同じように、自分の感情がつかめずに悩んでいる方へ——
少しでも心が穏やかになるヒントをお届けできればという思いで、日々記事を更新しています。
よろしければ、過去のブログやYouTubeも、何かしら参考にしていただけたら嬉しいです。
【YouTubeチャンネルはこちら】
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一人でも多くの方が、本来の自分を取り戻し、
自分らしい生き方を選択できることを、心から願っています。
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