はじめに
「違和感」は、“私らしくないこと”を教えてくれた
〜やめるという選択は、責めることじゃなく、自分を大切にすることだった〜
「自然の中で、人と心を通わせながら働ける場があるかもしれない!」
そんな話をいただいたとき、心がふわっと動いた。
自然に囲まれた静かな地域、活用されていない施設、そして「地域資源をPRしてほしい」という行政からの言葉。
わたしがこれから子どもたちと生きていきたい暮らし方と、どこか重なって見えた。
ありがたく、現地に足を運んでみることにした。
けれど、話を重ねるうちに、心の中に小さな違和感がじわじわと広がっていった。
目次:
- はじめに
- “あれ?”と思ったのは、たぶん最初のすれ違い
- 「どちらも正しい」のに、交わらないことがある
- 思い描いていた未来は、少し遠すぎた
- 子どもたちが、わたしの“正しさ”を教えてくれた
- 「やめる」は、誰かを責める言葉じゃない
- 次に向かう場所には、“感覚でわかる”あたたかさがあると信じて

“あれ?”と思ったのは、たぶん最初のすれ違い
行政の方から聞いていたのは、
「施設を活かした地域のPRや、観光資源の発信をしてほしい」という方向性だった。
だけど、実際に現場で話を聞いてみると、
最初に出てきたのはこんな言葉だった。
「人が増えると困る」
「まず設備が整わないと受け入れできない」
「草刈りや管理だけでもう手一杯で…」
——あれ?
わたし、PRの話をしに来たはずなんだけどな…。
行政が望む未来と、現場が抱えている現実のあいだには、
思った以上に深い“川”が流れているように感じた。

「どちらも正しい」のに、交わらないことがある
わたしは誰かを否定したいわけじゃない。
現場には現場の長年のご苦労があって、
日々を維持するだけでも大変だということも、きっと本当。
でも、役所が描く「新しい風を入れたい」という想いと、
現場が感じている「これ以上は手が回らない」という現実は、
今のままではたぶん交わらない。
そのあいだに立って、「なんとか両方うまくいかせたい」と思っても、
その重さは、想像していたよりずっとずっしりと肩にのしかかってくる。

思い描いていた未来は、少し遠すぎた
じつは現地に行く前から、わたしなりにいくつかアイデアを考えていた。
たとえば、平日の利用が少ない施設に、
学校に行きづらい子どもたちが「ただ過ごせる」居場所があってもいいかもしれない——
焚き火や川の音を感じながら、無理せず、静かに“いる”ことを許されるような場。
行政や教育関係とつながる知人にも相談して、
小さくても何かできるかも、と思っていた。
でも、「イベントをやって人が増えたら困る」
「草刈りだけでも大変」
そんな言葉を前にしたとき、
このアイデアは、いまのこの場所には、まだ早すぎるのかもしれない
と、感じた。

子どもたちが、わたしの“正しさ”を教えてくれた
帰宅後、子どもたちに今日のことを話すと、
ふたりともすぐにこう言った。
「やめたほうがいいよ」
「一番近くの人を大切にできない人が、誰かのために動けるわけないよ」
——ああ、そうだった。
わたしの中にあった“あれ?”という違和感は、
ちゃんとした“感覚”だったんだ。

「やめる」は、誰かを責める言葉じゃない
今回わたしは、その場所で働くことを辞退することにした。
でもそれは、誰かを否定したいわけでも、
投げ出したわけでもない。
自分が“私らしく”いられないと感じたとき、
そこからそっと離れることは、
じつはとてもやさしい選択なのかもしれない。
そう思えた。

次に向かう場所には、“感覚でわかる”あたたかさがあると信じて
今回の出来事は、
「わたしが間違っていた」でも、
「相手が悪かった」でもない。
ただ、“大切にしているもの”が違っただけ。
そう思える今、私は次のステージへ静かに歩いていこうと思う。
つづく第2話では、
子どもたちのまっすぐな言葉がどれだけ心強かったか、
そして“親子で感性を信じて進む”ことの意味を綴ります🌸
それでは今日も、「愛と感謝と調和」のもと——
生きとし生けるすべてのものが、心穏やかで幸せでありますように。
本日もブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
このブログは、自分自身の心との対話を通して、内面を整理するために書いているものです。
今ではこうして文章を書くことができていますが、少し前までは、自分の感情がよく分からずにいました。
そのために、生きづらさを感じていたのも事実です。
同じように、自分の感情がつかめずに悩んでいる方へ——
少しでも心が穏やかになるヒントをお届けできればという思いで、日々記事を更新しています。
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一人でも多くの方が、本来の自分を取り戻し、
自分らしい生き方を選択できることを、心から願っています。
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