ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

シリーズ②|Day7 「わたし」という存在に、おかえり ──ずっと演じてきた“わたし”を手放す日

「なんで、生まれてきちゃったんだろう」

そう思っていた時期があります。
たしか、小学生の頃。

あの家の中で、息をひそめるようにして生きていた私にとって、
“生きていること”が、ただただ苦しいことでした。

母の感情を、わたしが背負っていた

毎晩のように、わたしが子供の頃は母が泣き叫んでいました。

わめき、怒鳴り、時に道に寝そべって「死にたい」と言う。
アルコールの匂い。
重く、苦しい空気。

それでも私は、母を嫌いになれませんでした。
むしろ、「私が悪いのかもしれない」と思っていた。

わたしがいなければ、母はこんなに苦しまなかったんじゃないか。
わたしがもっといい子だったら、母は泣かずにすんだんじゃないか。
そんなふうに、自分を責める日々。

母の不安定な感情を、
幼い私は、自分の責任として引き受けてしまっていたんです。

わたしは、わたしじゃなかった

そうして私は、
「母を怒らせないように」
「母の期待に応えるように」

自分をどんどん“演じる”ようになっていきました。

本音を言わないこと。
感情を見せないこと。
いい子でいること。

それが、「生き延びるための術」だったのかもしれません。

でもそれは、
“ほんとうのわたし”とは、どんどん遠ざかる生き方でもありました。

娘の誕生であらわになった「感情のブロック」

それでも、大人になって、結婚して、子どもを授かったとき──
私は愕然としました。

娘を前にして、感情が動かない。
かわいいと思いたいのに、
心の奥から湧いてくるのは、母に対する怒りや憎しみばかり。

「こんな自分、母親失格だ」
そう思って、自分を責めました。

でも今ならわかります。
私はずっと、自分の感情を“感じないように”して生きてきたから、
どうやって感情を味わえばいいのか、わからなかったんです。

「演じなくていい」と気づけた日

母を見て「こんなふうにはなるまい」と思っていたのに、
その影響は、私の心に深く根を張っていた。
母のようになりたくなくて、
でも母に縛られて、
その中で必死に“理想のわたし”を演じてきた。

でもある日、
ふと気づいたんです。

「もう、演じなくてもいいんだ」
って。

母も、きっと苦しかったんだ。
その苦しさを、どうにもできずに、誰かのせいにせずにはいられなかったんだ。
私も、そんな母の中で生き延びるために、自分を守ってきただけなんだって。

今日の終わりに、こんな問いかけを

  • あなたが「本音を隠していた」と感じるのは、どんなときでしたか?
  • 「自分じゃない誰か」を演じていた場面はありますか?
  • 今、ほんとうのあなたに「おかえり」と伝えるとしたら──どんな言葉を届けたいですか?

📮 おわりに

わたしたちは、
誰かのために生きるあまり、
ときに「自分」という存在を見失ってしまうことがあります。

でも、本当はずっとここにいたんです。
“演じていたわたし”の奥に、
ほんとうの「わたし」は、ずっと息をひそめて待っていた。

今日は、その「わたし」に、そっと声をかけてみませんか。

🌱このシリーズ②では、
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▶︎ note版 Day7の感情ワークはこちら(https://note.com/jogo/n/n1ff59682a082) ▶︎ シリーズをまとめて読む

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
あなたの心が、今夜すこしでもやわらかくなりますように。

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それでは今日も、「愛と感謝と調和」のもと—— 生きとし生けるすべてのものが、心穏やかで幸せでありますように。

本日もブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。

このブログは、自分自身の心との対話を通して、内面を整理するために書いているものです。

今ではこうして文章を書くことができていますが、少し前までは、自分の感情がよく分からずにいました。

そのために、生きづらさを感じていたのも事実です。

同じように、自分の感情がつかめずに悩んでいる方へ—— 少しでも心が穏やかになるヒントをお届けできればという思いで、日々記事を更新しています。

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一人でも多くの方が、本来の自分を取り戻し、 自分らしい生き方を選択できることを、心から願っています。