「なんで、生まれてきちゃったんだろう」
そう思っていた時期があります。
たしか、小学生の頃。
あの家の中で、息をひそめるようにして生きていた私にとって、
“生きていること”が、ただただ苦しいことでした。

母の感情を、わたしが背負っていた
毎晩のように、わたしが子供の頃は母が泣き叫んでいました。
わめき、怒鳴り、時に道に寝そべって「死にたい」と言う。
アルコールの匂い。
重く、苦しい空気。
それでも私は、母を嫌いになれませんでした。
むしろ、「私が悪いのかもしれない」と思っていた。
わたしがいなければ、母はこんなに苦しまなかったんじゃないか。
わたしがもっといい子だったら、母は泣かずにすんだんじゃないか。
そんなふうに、自分を責める日々。
母の不安定な感情を、
幼い私は、自分の責任として引き受けてしまっていたんです。

わたしは、わたしじゃなかった
そうして私は、
「母を怒らせないように」
「母の期待に応えるように」
自分をどんどん“演じる”ようになっていきました。
本音を言わないこと。
感情を見せないこと。
いい子でいること。
それが、「生き延びるための術」だったのかもしれません。
でもそれは、
“ほんとうのわたし”とは、どんどん遠ざかる生き方でもありました。

娘の誕生であらわになった「感情のブロック」
それでも、大人になって、結婚して、子どもを授かったとき──
私は愕然としました。
娘を前にして、感情が動かない。
かわいいと思いたいのに、
心の奥から湧いてくるのは、母に対する怒りや憎しみばかり。
「こんな自分、母親失格だ」
そう思って、自分を責めました。
でも今ならわかります。
私はずっと、自分の感情を“感じないように”して生きてきたから、
どうやって感情を味わえばいいのか、わからなかったんです。

「演じなくていい」と気づけた日
母を見て「こんなふうにはなるまい」と思っていたのに、
その影響は、私の心に深く根を張っていた。
母のようになりたくなくて、
でも母に縛られて、
その中で必死に“理想のわたし”を演じてきた。
でもある日、
ふと気づいたんです。
「もう、演じなくてもいいんだ」
って。
母も、きっと苦しかったんだ。
その苦しさを、どうにもできずに、誰かのせいにせずにはいられなかったんだ。
私も、そんな母の中で生き延びるために、自分を守ってきただけなんだって。

今日の終わりに、こんな問いかけを
- あなたが「本音を隠していた」と感じるのは、どんなときでしたか?
- 「自分じゃない誰か」を演じていた場面はありますか?
- 今、ほんとうのあなたに「おかえり」と伝えるとしたら──どんな言葉を届けたいですか?
📮 おわりに
わたしたちは、
誰かのために生きるあまり、
ときに「自分」という存在を見失ってしまうことがあります。
でも、本当はずっとここにいたんです。
“演じていたわたし”の奥に、
ほんとうの「わたし」は、ずっと息をひそめて待っていた。
今日は、その「わたし」に、そっと声をかけてみませんか。
🌱このシリーズ②では、
「読むだけで心がやわらかくなる7日間」+「noteの無料ワーク」をお届けしています。
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今日も読んでくださって、ありがとうございます。
あなたの心が、今夜すこしでもやわらかくなりますように。
シリーズ②の過去の記事もよかたらどうぞ
aichyouwa-nomori.hatenablog.jp
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それでは今日も、「愛と感謝と調和」のもと—— 生きとし生けるすべてのものが、心穏やかで幸せでありますように。
本日もブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
このブログは、自分自身の心との対話を通して、内面を整理するために書いているものです。
今ではこうして文章を書くことができていますが、少し前までは、自分の感情がよく分からずにいました。
そのために、生きづらさを感じていたのも事実です。
同じように、自分の感情がつかめずに悩んでいる方へ—— 少しでも心が穏やかになるヒントをお届けできればという思いで、日々記事を更新しています。
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一人でも多くの方が、本来の自分を取り戻し、 自分らしい生き方を選択できることを、心から願っています。