ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

感情にフタをしていた私へ──いま“ありがとう”を伝えたい

はじめに

「私は、小さな頃から感情にフタをして生きてきました」
泣いたり怒ったりすることが怖くて、気づいたら心に鍵をかけていたんです。

あなたにも、そんな経験ありませんか?
まるで「何も感じない」ことが、生き残るための唯一の方法みたいに思えたこと。

幼い自分が選んだ方法

私から見る母は、魂がまだ幼い存在でした。
子どもの私にとっては、母が毎日のように父や祖母への愚痴をこぼすのが当たり前の光景。

「またその話?」って心の中で何度つぶやいたかわかりません。

母の口癖は「信じられるのはお金だけ」。

幼い私は、そんな母の言葉を真に受けてしまい、世界そのものが冷たく感じられていました。

その世界から自分の心を守るために、私は感情にフタをするしかなかったんです。

泣きたいのに泣けない。怒りたいのに怒れない。
「私ではない誰か」を演じることで、心を痛めないようにしていた。

それが、生き延びるための小さな私なりの戦略でした。

今わかること

自己統合が進んできた今の視点から見ると、母は母なりに「自分で選んだ大変な人生」を生きていたんだと思います。

彼女が「お金しか信じられない」と言っていたのも、幻想の中で自分を支えるための言葉だった。

そして、あのときの私が感情にフタをしたのも同じ。
弱さなんかじゃなく、ただ自分を守るために必要だったんです。

だから私は、あの頃の私に「ありがとう」と伝えたい。

感情を押し殺してくれてありがとう。
心を守ってくれてありがとう。

闇が光に変わるとき

あのときの私がいたから、今の私がいる。
だからこそ、いま私はたくさんのことに感謝できる。

闇だと思っていた時間が、実は光につながる道だったんです。

今は、当時の私にやさしく「ありがとう」と伝えられる。

それが、過去と今をつなぐ小さな奇跡だと思います。

あなたへ届けたいメッセージ

もし今、感情にフタをして苦しい人がいたら。
どうかその選択を責めないでほしい。

それもまた、あなたを守るために必要だった方法なんです。

だから、そのときの自分に「ありがとう」と言ってあげてください。

感情を閉じ込めた過去さえも、いずれは感謝に変わる。

闇に見えた時間も、ちゃんと光へつながっているから。

🌸 この記事を閉じるとき、あなたの心に少しでも“やさしい余韻”が残っていますように。

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