ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

シリーズ|釈迦から学ぶ108の言葉 ## 第5話:おごる心を断ち切る──「わたしだけが正しい」って、ほんとにそう?

🌿 はじめに

人生のすべての出来事は、
自分の心が映し出した世界。

こんにちは。
心が穏やかで、幸せになるために
心の紐をやさしくほどくお手伝いをしている、ゆきよちゃんです🌿

ときどき、自分の中に
ふと顔を出す心の動きがあります。

「なんで、あの人はあんなことをするの?」
「どうして、そんなふうにしか生きられないの?」

そんなとき、気づかぬうちに
わたしたちは“誰かより上に立っている自分”を見つけることがあります。

その瞬間、心が少しだけ重くなる。
──そんな経験、ありませんか?

📜 今回のことば

たとえ、いかなる生き物であろうとも、
生きとし生けるものを害する者、
生きとし生けるものに慈愛なき者、
かかる者は購しき人であると知るべし。

――『スッタニパータ(経集)』より

🪷 正しさの中に生まれる「おごり」

人は、自分が正しいと信じているときほど、
相手の未熟さや間違いが目につくものです。

「どうしてそんなこともわからないの?」
「わたしの方が正しいのに」

そう思った瞬間、
心のどこかで“裁き”が始まります。

けれどそのとき、
静かに自分の胸の内を見つめてみると、
ほんの少しの苦しさが残っていませんか?

その苦しみは、
わたしたちの心が「慈しみ」を忘れたときに
そっと鳴らす小さな鐘の音なのかもしれません。

🪞 正しさよりも、あたたかさを

「正しさ」って、見る角度によって変わるもの。

過去の自分が“正しい”と思っていたことを、
今の自分が“違う”と感じることもある。

だからこそ、
誰かと意見が違っても、
「そうなんだね」と受けとめること。

それだけで、
関係はふしぎとやわらいでいきます。

お釈迦さまが伝えた「慈しみ」は、
まさにその受けとめる力なのだと思うのです。

🕊 わたしたちは、何度でも戻れる

もしも、誰かに腹が立ったとき。
もしも、「わたしの方が上」と感じた瞬間があったら。

そのときこそ、
静かに自分の胸に問いかけてみてください。

「いまの私は、慈しみを持てているだろうか?」
「これは、愛から出た言葉だろうか?」

その問いが、
きっとあなたの心をやわらかく整えてくれます。

🌸 やさしさの中にある、ほんとうの強さ

やさしさを持つことは、
ときに勇気がいります。

でも、
ほんとうの強さはそのやさしさの中にある。

おごる心を手放し、
今日一日を、目の前の存在を、
ただ尊び、ただ慈しんで生きていく。

その一瞬一瞬が、
あなたを静かな幸せへと導いてくれるはずです。

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📖
おごる心を断ち切る「わたしだけが正しい」って…ほんとにそう?|釈迦(ブッダ)108の言葉 #5


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