ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

シリーズ|釈迦から学ぶ108の言葉 第6話 北岸にとどまる人びと──ほんとうに向き合ってる?

はじめに

人生のすべての出来事は、
自分の心が映し出した世界。

こんにちは。

心が穏やかで、幸せになるために
心の紐をやさしくほどくお手伝いをしている、ゆきよちゃんです🌿

☸️ 今日のことば

彼岸に至る者はすくなく、
北岸にある人びとは、ただ岸にそいて走るのみ。
――『法句経(ほっくきょう)』第八五より

🌿 「北岸」にいる人たち

この「北岸(ほくがん)」とは、いま私たちが立っている場所のこと。
つまり、まだ心が安らいでいない現実の世界です。

朝からスマホを開き、
SNSの誰かと比べ、
今日のやることリストを追いかけながら、
「何かを成し遂げなきゃ」と焦って走る。

気づけば、
「なにを目指してたんだっけ?」
そんなふうに感じる日、ありませんか?

お釈迦さまは、そんな私たちを
“北岸をただ走る人びと”と表現しました。

☁️ 「変わりたい」のに、止まれない

わたしたちはいつも「変わりたい」「幸せになりたい」と願っています。
だけどその一方で――
本当の意味で、自分と“向き合うこと”が怖いのかもしれません。

過去の痛み。
他人に言えない弱さ。
心の奥でずっと見ないようにしてきた感情。

それに触れるのが怖くて、
“学ぶこと”や“忙しさ”で心を埋めようとする。

だけど、どれだけ走っても、
そこに「彼岸(ひがん)」──心の平安は見えてこないのです。

🌸 わたしが気づいたこと

昔の私は、いつも「がんばらなきゃ」と思っていました。
休むことは“怠けること”だと信じていたからです。

でも、ある日ふと気づいたのです。
星野の山で風に吹かれながら立ち止まったとき、
ただ呼吸しているだけで、涙が出るほど心が静かになることに。

「止まる」ことは、終わりじゃない。
 本当に、自分を取り戻すはじまりなんだ。

それから私は、“走る”よりも“感じる”を選ぶようになりました。

🌕 立ち止まる勇気が、橋をかける

お釈迦さまが伝えたのは、
「走るな」という禁止ではなく、
“ほんとうの自分から逃げないで”という優しい呼びかけです。

涙を我慢せずに流せた夜。
自分の本音を認められた瞬間。

それだけで、
少しずつ「北岸」から「彼岸」へと橋がかかっていくのだと思います。

🕊️ もうひとつのことば

たとえ、いかなる生き物であろうとも、
生きとし生けるものを害する者、
生きとし生けるものに慈愛(じあい)なき者、
かかる者は購(あやま)ちしき人であると知るべし。
――『スッタニパータ(経集)』より

自分にも、まわりの人にも、やさしさを。
その心こそが、「北岸」から抜け出す灯火なのかもしれません。

✦ 今日の問い ✦

あなたはいま、どこへ向かって走っていますか?
ほんとうにたどり着きたい場所は、どんな景色ですか?


🌿 心を整える感情ワークはこちら
👉 noteマガジン「釈迦108の言葉」

📺 YouTube朗読版はこちら
「本当の自由は、外側にあるのではなく、“わたし自身”と向き合うその先にある」

釈迦の言葉 #仏教 #心の学び #自己成長 #スピリチュアル

気づきの瞬間 #感情のワーク #心の静けさ #ゆきよちゃん