はじめに|なぜ人生の課題は繰り返されるのか
なぜか人生で、
同じような苦しみが、形を変えて何度もやってくる。
そんなふうに感じたことはありませんか。
私にとってそれは、
「母」と「娘」という存在を通して現れた、魂の宿題でした。
どれだけ距離を取り、環境を変えても、
なぜか手元に残り続ける課題。
今日は、その答え合わせのような体験を
静かに綴ってみようと思います。
- はじめに|なぜ人生の課題は繰り返されるのか
- 幼いころ、どうしても苦手だった母
- 距離を置いたのは、逃げたかったから
- 「お金が大事」という価値観を生きてしまった
- 逃げても、魂の課題は続いていく
- でも今度は「娘」が苦しくなった
- ある日、世界がひっくり返った
- 自分を受け入れたとき、娘も変わった
- 私は「私に戻る」ために生まれてきた
- おわりに|あなたがあなたに戻るために

幼いころ、どうしても苦手だった母
私は幼いころ、とてもネガティブな母が苦手でした。
どんな出来事も悲観的に捉えてしまう思考の癖。
母は亡くなるまで、その癖に気づくことはありませんでした。
物質にこだわり、
「足りない」「まだ足りない」と不足感を追いかけ続ける人生。
その姿を見るたびに、
私の胸の奥は、少しずつ重くなっていきました。
距離を置いたのは、逃げたかったから
正直に言うと、
母が苦手すぎて距離を置いていた時期もあります。
関わることで、
自分のエネルギーが奪われてしまうと感じていたからです。
そしてその影響は、
私の人生の選択――特に「結婚」にも、はっきりと現れました。
「お金が大事」という価値観を生きてしまった
最初の結婚相手は、
母が「大事だ」と言っていた、お金を持っている人でした。
でも、その生活で
私の心が満たされることはありませんでした。
そこに追い打ちをかけるような母からの電話。
「子どもは、まだできないの?」
その言葉に、私の心は少しずつすり減っていきました。
今ならわかります。
母は、「足りないものを追いかけること」が
とても得意だったのだと。
逃げても、魂の課題は続いていく
どれだけ距離を取っても、
どれだけ環境を変えても。
魂の課題は、
クリアするまで形を変えて現れるようです。
二人目のパートナーも、
経済的にも時間にも余裕のある人でした。
子どもも授かり、
「これでやっと、母の影響から抜けられる」
当時の私は、そう信じていました。
でも今度は「娘」が苦しくなった
ところが――。
生まれてきた娘が、
母によく似ているように見えたのです。
どうしても、素直に可愛いと思えませんでした。
子どもが好きだったはずの私が、
娘に対してだけ、強い違和感を抱く。
「この子も、生きづらい人生になる」
そんな思い込みを、
無意識に重ねていました。
ある日、世界がひっくり返った
でも、あるとき、はっと気づいたのです。
これは、母の問題でも、娘の問題でもない。
すべては
「私というフィルター」を通して見ていた世界だった。
どんな母であっても、
どんな娘であっても、1ミリも悪くない。
そう腑に落ちた瞬間、
長く握りしめていた重い荷物が、すっとほどけました。
自分を受け入れたとき、娘も変わった
自分の弱さも、
嫌いだと思っていた部分も。
全部ひっくるめて
「これが私」と受け入れられるようになると――
不思議なことに、
娘が人が変わったように穏やかになっていきました。
外側を変えたのではありません。
変わったのは、私の内側でした。
私は「私に戻る」ために生まれてきた
今なら、はっきりわかります。
私は母を責めるためでも、
娘を変えるためでもなく、
私自身に戻るために、この人生を選んできた。
そして――
私そのものが、愛だった。
そのことに気づくために。
派手ではないけれど、
とても静かで確かな真実です。
おわりに|あなたがあなたに戻るために
もし今、あなたの目の前に
「どうしても許せない誰か」や
「何度も繰り返される悩み」があるとしたら。
それは罰ではなく、
あなたがあなた自身に戻るための、やさしい招待状
なのかもしれません。
世界は、外側からではなく、
あなたの内側から変わっていきます。
この体験が、
誰かの「自己受容」のきっかけになりますように。
このお話の背景にある、よりパーソナルな感情の記録や、これからの活動についてはnoteでより詳しく綴っています。もしよろしければ、こちらもあわせてご覧ください。
▶︎もとの記事
魂との会話シリーズのnote版元記事はこちら [母から逃げても、娘の中に母がいた。——私が「わたし自身」に戻るまでの答え合わせ|ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家|親と子の心を守るサポート]
▶︎note 魂との会話シリーズ③
すべては、幸せに気づくために繋がっている——支配を手放し、愛そのものとして生きる|魂のと会話シリーズ③
※この記事はNoteの記事をリライトしたものです。 魂のシリーズ最初記事はこちら