ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

#23 与えるほど満たされる理由|善人の用心とは何か──空海の教えとともに

はじめに ―― 与えることと満たされること

こんにちは。

心の紐をやさしくほどくヒントをお届けしている
ゆきよちゃん(城後幸代)です🌿

今日は、私がnoteで公開しているワークを
無料にしている理由について、

少しだけ本音を書いてみたいと思います。

誰かが輝く瞬間が、いちばん嬉しい

私は、自分本来の姿に戻っていく人を見るのが、本当に好きです。

顔つきが変わる瞬間。
声のトーンが柔らかくなる瞬間。

「わたし、わたしのままでよかったんですね」

そう言って涙ぐむ瞬間。

あの瞬間に立ち会えることが、
私にとって何よりのギフトです。

もちろん、お金をいただくことが嬉しくないわけではありません。

でもそれ以上に、

その人が
「自分の光を思い出す瞬間」

を見ることが、
私のいちばんの喜びなのです。

空海の言葉 ―― 善人の用心

善人の用心は、他を先とし 己を後とす。

(『三昧耶戒序』)

この言葉に出会ったとき、
最初は少しドキッとしました。

「他を先にする」なんて、
まるで自己犠牲のように聞こえるからです。

でも今の私は、
この言葉の意味が少し違って感じられます。

自己犠牲ではなく、自然な順番

昔の私は、

「役に立てる人でいなきゃ」
「必要とされなきゃ価値がない」

そんな思いで動いていました。

それは“他を先にしている”ようでいて、
実は自分の不安を埋めようとしていただけでした。

でも今は違います。

自分の心を整え、
自分を責めることをやめ、
自分の光を少しずつ思い出してきた今。

そして――
自分の中から溢れてくる愛に気づいた今。

自然と、外へ流れていくものがある。

それが、ワークの無料公開でした。

なぜ無料で公開するのか

価値がないと思っているからではありません。

むしろ逆です。

このワークは、
もともとは有料セッションとして
お届けしていたものです。

でもあるとき、ふと気づいたのです。

「これを必要としている人が、今、目の前にいる」

そして思いました。

光は、循環すると増える。

出し惜しみするより、
差し出したほうが、なぜか満たされる。

ひとりでも

「自分は不足していなかったんだ」

と気づいてくれるなら――

それだけで、十分すぎるほど嬉しい。

実際、無料で公開してからのほうが、
私の心は穏やかになりました。

他を先にするということ

「他を先にする」とは、
自分を消すことではありません。

自分を整えたうえで、
自然と流れ出るものを止めないこと。

それは、

自分の喜びと
誰かの幸せが

静かに一致している状態。

そこには無理がありません。

我慢も、背伸びもない。

ただ、満ちた水がこぼれるように。

不登校の子どもを持つママへ

子どもを先にすることと、
自分を犠牲にすることは違います。

自分を空っぽにしたままでは、
長くは続きません。

でも、

自分を大切にできたとき、
自然と差し出せるものが増えていきます。

それは無理のない優しさ。
頑張らない愛。

おわりに ―― 与えるほど満たされる不思議

不思議なことに、

他を先にしたとき、
いちばん満たされているのは自分でした。

私は、目の前の人が困っているとき、
プレゼントを贈るのが大好きです。

それは、今日出会ったばかりの人でも。
家族でも、同じ。

損得でもなく、
徳を積んでいる感覚でもない。

ただ――

心が澄む。

静かに、嬉しい。

もし今、
あなたが自分の光を差し出したいと感じているなら、

それはもう、
あなたの中で
「普賢の心」が動き始めている証かもしれません。

私は今日も、
この日常という道場で、
静かに珠を磨いていきます。

元のnoteの記事はこちらから

与えるほど満たされる理由善人の用心とは何か──空海の教えとともに #23

城後幸代


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