ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

#31 流れの中で生きるという選択──イマココを大切にする生き方とは|空海の教えとともに

はじめに ── 「無駄」に見える時間の中にあったもの

人生のすべての出来事は、自分の心が映し出した世界。

こんにちは。
心の紐をやさしくほどくお手伝いをしている
ゆきよちゃん(城後幸代)です🌿

「これ、意味あるのかな」
「時間の無駄かもしれない」

そんなふうに感じる時間の中にこそ、
あたたかいものが転がっていることがあります。

今日は、壊れた田植え機とともに過ごした一日から、
「イマココを生きる」ということについて綴ります。

🌿 50年ものの田植え機と向き合う時間

実家の前に、50年ものの田植え機が置かれていました。

部品は欠損し、
専門家にも「修理は難しい」と言われた機械。

そんな中で、息子がぽつりと一言。

「針金でいけるかも」

保証はない。
でも、やってみる。

ホームセンターで金具を買い、
キャブレターの接続部を針金で補修する。

バッテリーも新調し、
泥にまみれながら手を動かす。

結果がどうなるかではなく、

ただ「今ここ」で
ひとつずつ試していく時間。

その時間が、純粋に楽しかったのです。


🌿 「無駄」という声と、今に集中する感覚

その横で聞こえてくる声。

「無駄だ」
「時間がもったいない」

正直、思いました。

「うるさいなぁ、集中したい」

でも、揺さぶられることはなかった。

ただ、目の前の作業をしていただけ。

原因を見て、試して、また調整する。

その流れの中に、
自然と自分が在っただけでした。


🌿 心はその人のものという気づき

結局、エンジンはかかりませんでした。

弟は落ち込み、
私は少しだけ「余計なことをしたかな」と思いました。

そのとき、息子が言いました。

「叔父さんの心は、叔父さんしか調整できないよね」

その一言で、すっと力が抜けました。

そうだ。

誰かの心まで背負わなくていい。

挑戦するかどうかも、
どう感じるかも、

すべて、その人の選択。

私はただ、
「イマココ」を生きていただけ。


🌿 空海の言葉が教えてくれること

百味を食って婀娜とたをやかなる鳳の体、徒に犬鳥の屎尿たり。
『三教指帰』巻下

どれほど誇っても、
どれほど劣等に沈んでも、

命の流れの中では、すべては通り過ぎていく。

守ろうとする自我も、
傷つく自我も、

どちらも流れの一部。

大切なのは、

「何者かになること」ではなく、
「今この瞬間をどう使うか」。


🌱 挑戦できるという豊かさ

帰り道、ふと感じました。

挑戦できる人の豊かさと、
過去に縛られて動けない苦しさ。

どちらが正しいわけでもない。

でも、

動けるのに動かないのは、
少しもったいない。

失敗してもいい。
またやればいい。

その軽やかさが、
本当の自由なのかもしれません。


🌿 5,000円に宿っていたもの

帰り際、父が差し出した5,000円。

「……バッテリー代」

その金額よりも、

そこに込められた気持ちのほうが、
ずっとあたたかかった。

もし最初から「無駄」と決めていたら、
この瞬間には出会えなかった。


🌿 むすび ── イマココを生きるということ

外に正解はありません。

残るのは、

「今ここでどう生きるか」

私はきっとこれからも、

結果よりも、
体験を選びます。

イマココを生きるほうが、
やっぱり楽しいから。

今日も、軽やかに、泥まみれで 🌿


🌿 noteで、もう少し深く

「イマココを生きる」という感覚や、
心の整え方については、noteでもやさしく綴っています。

読むだけで、少し呼吸が整うような時間を届けています🌿
必要なときに、そっとのぞいてみてください。


ハッシュタグ

空海

イマココ

今を生きる

自己受容

心の整え方

親子の時間