ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

#32 代わらなくてよかった──幸せはもうここにあると気づくとき|空海の教えとともに

はじめに ── 幸せは「変えた先」にあるのか

人生のすべての出来事は、自分の心が映し出した世界。

こんにちは。
心の紐をやさしくほどくお手伝いをしている
ゆきよちゃん(城後幸代)です🌿

「誰かを変えなきゃいけない」
「もっと頑張らないと幸せになれない」

そんなふうに思ったことはありませんか?

今日は、私の名前にまつわる体験を通して、
「幸せはどこにあるのか」を静かに見つめてみたいと思います。


🌿 空海のことばに触れて

我、鏡中を見れば吾また鏡に在り。
吾、我に非ず是れ何れか真か。
『拾遺襲集』

鏡に映る自分は、本当の自分なのか。

私たちは、

・他人から見た自分
・役割としての自分
・思い込んでいる自分

いくつもの「自分像」の中で生きています。

そして気づかないうちに、
そのどれかを「本当の私」だと信じてしまう。


🌿 「幸代」という名前に込められていたもの

私の父の名前は「幸人」。
そして私は「幸代」。

母から、こう言われていました。

「あなたの名前は、お父さんが変わるようにってつけたのよ」

その言葉を聞くたびに、

なぜ私が背負うの?
なぜ私が変えなきゃいけないの?

そんな思いが、胸の奥に残っていました。

さらに母は言います。

「あなたは私の一部」

気づけば私は、

誰かの機嫌を取る役割
誰かの人生を整える役割

そんな立場に置かれていたように感じていました。


🌿 入らないという選択をしていた私

でも、ひとつだけ覚えていることがあります。

母の愚痴が始まると、
私は横で大きな声で歌っていました。

ずっと、ずっと。

聞こえないように。

今思えば、

私は無意識に知っていたのかもしれません。

・愚痴を聞いても何も変わらないこと
・背負っても誰も救えないこと

だから私は、

「入らない」という選択をしていた。


🌿 見え方が変わると、すべてが変わる

父はギャンブルもしたし、失敗もした。
母は苦しさを抱えていた。
弟もその影響を受けていた。

でも今は、誰も責めていません。

ただ、

そういう構造だったんだな

と見えているだけ。

見えなかったときは苦しかった。
見えるようになると、軽くなる。


🌿 人は人を変えられない

最近、ふと思いました。

「父を幸せに代えるって、いい名前だな」

そう思えた自分に驚きました。

でも同時に、はっきりわかったことがあります。

人は、人を変えることはできない。

・誰かの機嫌は、その人のもの
・誰かの人生は、その人のもの

どれだけ願っても、代わることはできない。


🌿 幸せは「もうある」と気づくこと

では、私たちは何ができるのか。

それは、

幸せがもうあることに気づくこと

誰かを変えることではなく、
すでにあるものに気づくこと。

それだけで、

見える世界は静かに変わっていきます。


🌿 代わらなくてよかった

私は、

父の人生を代わるために生まれたわけではなかった。

ただ、「幸代」という名前を持って生まれてきただけ。

その名前に重たい意味を乗せていたのは、私自身でした。

でも今は、

代わらなくてよかった

そう思えています。


🌿 むすび ── いまここにある幸せ

幸せは、

誰かを変えた先にあるものではありません。

どこか遠くにあるものでもありません。

もう、ここにある。

ただ、気づくのを待っていただけ。

いまここにいる自分で、
もう十分なのかもしれません🌿


🌿 noteで、もう少し深く

親子関係や「自分を生きる」というテーマについて、
noteではより深く、やさしく言葉にしています。

読むだけで、少し心がゆるむような場所です🌿
必要なタイミングで、そっとのぞいてみてください。


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