はじめに
感情にふたをせずに、生きていく
これまでの記事では、感情を抑える背景や、感情が心のサインであることをお話してきました。
最終回となる今回は、感情とどう向き合いながら生きていくか、そして「感情と共に生きること」が、どれほど深く“自分らしい人生”につながるかについて考えてみたいと思います。
私たちはときに、感情を「厄介なもの」「扱いづらいもの」として遠ざけてしまいます。
でも実は、感情こそが人生の羅針盤。
それに正直であればあるほど、人生はシンプルに、そして豊かになっていくのです。
目次:
- はじめに
- 感情を受け入れると、人生の舵が自分の手に戻ってくる
- 感情の奥にある“ほんとうの願い”に出会う
- 感情に正直な人は、まっすぐで美しい
- 感情を学ぶことは、魂を育てること
- 感情・心・魂をつなぐ“3つの扉”という見方
- おわりに

感情を受け入れると、人生の舵が自分の手に戻ってくる
感情を抑えることに慣れてしまうと、
「こうあるべき」「こうするのが正しい」という“外側の価値観”で生きてしまいがちです。
でも、たとえばこんなふうに感じる瞬間はないでしょうか?
• 笑っているのに、心がついてこない
• やるべきことはこなしているのに、なぜか虚しい
• 誰かに「大丈夫?」と聞かれて、はじめて涙がこぼれた
こうした違和感は、感情が「気づいて」と伝えているサイン。
その声を丁寧に聴き、向き合うことで、私たちはようやく自分の人生の舵を取り戻せるのです。
感情を受け入れることは、「今の自分を知ること」。
そこから、本当の選択が始まります。

感情の奥にある“ほんとうの願い”に出会う
感情を深く見つめていくと、その奥にはたいてい「願い」や「望み」が隠れています。
• 怒りの奥には「わかってほしかった」という願い
• 悲しみの奥には「大切にしたかった」という想い
• 喜びの中には「これが好き」という自分の感性
感情はただ湧き上がるものではなく、
「あなたが何を大切にしているか」「どう生きたいか」を教えてくれる存在です。
感情と共に生きることは、言い換えれば、
“本当の自分の声”を聞きながら生きること。
それは、他人に合わせる人生でも、正しさに縛られた人生でもない。
**「私はこう感じている」**という、たった一人の自分だけの真実を大切にする生き方なのです。

感情に正直な人は、まっすぐで美しい
感情と共に生きている人は、とても魅力的です。
それは、喜怒哀楽をいつも表に出しているという意味ではなく、「今の自分がどう感じているか」を大切にしているということ。
たとえば――
• 悲しいときは、無理に元気なふりをせず、そっと涙を流す
• 怒りを感じたとき、自分の境界線をはっきり示す
• 喜びを感じたとき、遠慮せずに「うれしい!」と伝える
こういう姿はとても真っ直ぐで、まるで自然のままの花のような美しさがあります。
感情を抑えすぎると、心がこわばって、自分にも他人にも優しくなれなくなってしまうことも。
でも、感情に正直な人は、ありのままの自分を受け入れているからこそ、他人の感情にもやさしく寄り添えるのです。

感情を学ぶことは、魂を育てること
少しスピリチュアルな話になりますが、
「人は感情を学びに、この世に生まれてきた」と考える人もいます。
感情という体験を通して、魂が成長していくという考え方です。
• 喜びを知ることで、感謝を覚える
• 悲しみを知ることで、やさしさが育まれる
• 怒りを知ることで、自分の軸がはっきりする
こうして感情に出会い、感じ、受け入れていくことは、単なる心の整理ではなく、「生きる意味」そのものに触れることでもあります。
感情を学ぶことは、自分を愛すること。
そして自分を愛することは、他人を深く理解し、愛することにもつながっていきます。

感情・心・魂をつなぐ“3つの扉”という見方
「感情が心を開く扉であり、心は魂の扉を開く扉」という考え方は、私たちの内なる旅をとても美しく表現しているように感じます。
● 感情は心の入り口
喜び、怒り、悲しみ――
私たちが最初に気づく「感情」は、心への入り口。
感情は、心の状態や価値観に気づくきっかけを与えてくれる存在です。
● 心は魂への通路
感情を手がかりに心を見つめていくと、
その奥には言葉にならない深い感覚や静けさがあります。
そこに触れたとき、私たちは魂の存在を感じ始めるのかもしれません。
● 魂は真実への扉
魂とは、私たちの存在の根源。
宇宙や自然、他者との深いつながりを感じる場所でもあります。
魂の扉が開くとき、人生の意味や“本当の自分”に出会えるように感じます。
まるで迷宮のように、一つひとつの扉を開いていく旅――
それが、「感情と共に生きること」なのかもしれません。

おわりに
感情と共にある日々こそ、自分らしい人生
感情と共に生きることは、決して感情に振り回されることではありません。
むしろ、感情を理解し、共に過ごすことで、人生がようやく「自分のもの」になるのです。
今日、心がざわつくことがあったなら、
その感情を否定せず、そっと見つめてみてください。
「私は今、何を感じているんだろう?」
「それは、何を大切にしたいからなんだろう?」
そう問いかけることから、人生は静かに変わり始めます。
感情と共に生きること。
それは、自分の人生を、ほんとうに生きるということ。
どうか、あなたがあなたのままでいられる毎日が、これから少しずつ広がっていきますように。
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それでは、今日も「愛と感謝と調和」のもと生きとし生ける全てのものが心穏やかで幸せでありますように!
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