はじめに
心に分厚い雲がかかり、息苦しさを感じていたあの頃。
何をしても満たされず、出口の見えない迷路をさまよっていました。
「母親なのに、娘を可愛いと思えない——」
そんな事実に戸惑い、自分を責めながらも、どうして良いのか分からず苦しんでいました。
でも、その葛藤が、やがて私の心の浄化の始まりとなりました。
- はじめに
- 1. 心が曇っていた日々
- 2. 育児の葛藤と罪悪感
- 3. 次男の誕生と心の変化
- 4. 娘に映し出されていたのは「母への想い」だった
- 5. 心を軽くするために実践した3つのこと
- 6. 変化を感じた瞬間
- 7. 心の浄化がもたらした変化
- 8. 自分を愛し、許すために
- まとめ

1. 心が曇っていた日々
私は現在、ひとり親として二人の子どもを育てています。
長女を授かったときの喜びは、言葉にできないほど大きなものでした。
ところが、いざ出産してみると、私は娘に対して「可愛い」と思えませんでした。
幼い頃は子どもが大好きだった私が、自分の娘を可愛いと思えないなんて——。
その事実に戸惑い、自分を責める日々が続きました。
そして、さらに衝撃的だったのは、娘を見た瞬間に母の面影が重なり、申し訳ないことに、「おぞましさ」すら感じてしまったことです。
2. 育児の葛藤と罪悪感
「母親としてできることをしなければ」と、
手作りの絵本を作り、添加物を避けた食事を与え、一緒に歌を歌いました。
でも、それは純粋な愛ではなく、「娘を愛せない自分」への罪悪感を埋めるための行動でした。
娘はいつも癇癪を起こし、まるで「何かが足りない」と訴えるようでした。
それを見るたびに、私はさらに自分を責め、苦しくなっていきました。

3. 次男の誕生と心の変化
そんな中、私は次男を授かりました。
驚くことに、彼に対しては自然と「可愛い」と思えたのです。
まるで心に余裕が生まれたかのように、「すとん」と愛おしさが湧いてきました。
でも、だからこそ、長女への気持ちが変わらない自分に、さらに苦しみました。
「どうして私は、娘には同じように思えないの?」
娘の癇癪がひどくなるたびに、私は心の奥に隠れていた感情と向き合わざるを得なくなりました。

4. 娘に映し出されていたのは「母への想い」だった
ある日、娘を見つめながら、ふと気づいたのです。
「私は、無意識のうちに娘と母を重ねて見ていたのではないか?」
娘の「不足感」にイライラしていたのではなく、本当は、母の愚痴ばかりの態度に対応できなかった幼い頃の自分と向き合えていなかった。
そのことに気づいた瞬間、心の中で何かがほどけていきました。

5. 心を軽くするために実践した3つのこと
気づきがあったとはいえ、心はすぐに変わるものではありません。
そこで、私は次の3つを意識するようにしました。
① 感情をひとつずつ紐解く
怒りや苛立ちを感じたとき、すぐに反応せず、「なぜ私は怒っているのか?」と自分に問いかける。
娘の癇癪にイライラしたとき、「なぜ私はこんなに反応してしまうのだろう?」と考えてみる。
すると、心の奥底に、「私も無償の愛で愛されたかった」という想いがあることに気づきました。
✴︎感情がうまく手放せない方はこちらも参考になさってください。
② 深呼吸と瞑想
心がザワザワしたときは、ゆっくりと深呼吸をする。
呼吸を整えることで、感情に流されず、冷静に向き合えるようになりました。
③ 小さな感謝を積み重ねる
「娘と一緒に笑えた」「今日も美味しくご飯が食べられた」
ほんの些細なことでも「ありがとう」と思う習慣をつけました。
これを続けるうちに、心の中に少しずつ穏やかさが生まれていきました。
6. 変化を感じた瞬間
気づいたときには、ありのままの娘を受け入れられるようになっていました。
それまでの私は、自分のネガティブな記憶を娘に重ね、「娘を愛せない母親である自分」を責め続けていました。
でも、本当に許すべきだったのは、母ではなく、「愛されたかったのに、愛されなかったと思っていた幼い私」だったのです。(※親が思っている愛の形と子供の思う愛の形は一緒じゃ無い)
そして、私は決めました。
「もう、過去に囚われるのはやめよう。」
そう決めた瞬間、少しずつ心が解放され、不思議なことに、娘の癇癪も次第に減っていきました。

7. 心の浄化がもたらした変化
「人生のスタートラインは、自分を愛し、許したときに訪れる」
そんな言葉を聞いたことがあります。
私はずっと、劣等感を抱え、自分を責めながら生きていました。
でも、娘との向き合いを通して、私は自分を許せるようになったのです。
すると、不思議なことに、周りの人との関係も良くなり、人生がスムーズに流れ始めました。
自己統合が起こった瞬間だったのだと思います。
✴︎自己統合に関する記事はこちらもご参考になさってください。

8. 自分を愛し、許すために
今でも、感情が揺れることはあります。
でも、そのたびに「この感情はどこから来たのか?」と問いかけることで、過去の傷ではなく、今この瞬間を生きられるようになりました。
そして、世界はすべて「自分のフィルターを通して見ているもの」だと気づきました。
まとめ
心の浄化は、一朝一夕にできるものではありません。
でも、自分と対話し、少しずつ心を整えることで、人生は確実に豊かになります。
今日、ほんの1分だけでも深呼吸して、自分の心に問いかける時間を作ってみませんか?
**「今、私は何を感じている?」**そこから、新しい変化気づきが始まります。