ゆきよちゃん|心の手紙 〜「愛と調和」学び森からあなたへ〜

🌿 ゆきよちゃん 心の手紙 🌿 ここは、日々のあわただしさの中でふと立ち止まりたくなったあなたへ届ける、やさしい心の森です。 自然の声や感情のささやきに耳をすませながら、 “ほんとうのわたし”を思い出していく── そんな旅を、あなたと一緒に歩いていけたらうれしいです。

生きやすさを手に入れる、本当の自分との一致

あなたは、自分自身を心から愛していると言えますか?

 

朝、鏡を見たとき、「自分は十分だ」と思えるでしょうか?

 

心に自己否定の感情を抱える瞬間は、誰にでもあるかもしれません。でも、本来の自分と一致することで、その重さを軽やかにすることができるのです。

 

かつての私は、自分を許すことができず、自己否定の中で生きていました。


広報の仕事をしていたにもかかわらず、誤字脱字が多く、おっちょこちょいな性格。周囲に迷惑をかけるばかりで、「気をつけなさい」と周りから教えてもらうたびに、自分でもダメな自分に落ち込む日々を送っていました。

 

けれど、ある日「自分を愛して、許す」と決めた瞬間、不思議な変化が起こり始めたのです。

 

 

 

1.自己否定のループにはまった日々

当時、私はキッチンカーのプラットフォームを運営する小さなベンチャー企業で広報をしていました。


キッチンカー業界は、まだまだ「お祭りの屋台」というイメージが強く、業界全体のイメージアップが課題でした。私は、「広報の力でキッチンカーの可能性を広げたい!」と意気込んでいました。

 

そんなある日、一生懸命作成したプレスリリースを公開した直後に、元役員から一言。


「バリエーションの桁、間違ってるよ。」

 

心臓がギュッと締め付けられるような感覚。


「なんでこんなミスをするんだろう…」「私はダメな人間だ…」と自分を責める気持ちが止まりませんでした。

 

そのミス以降、どんどん自信を失い、社内のチャットでさえ誤字脱字が多すぎて、自分でも何を書いたかわからない有様でした。


今思えば、心に余裕がなく、「できない自分」という考えに囚われていたのです。

 

2.気づきの瞬間——

「無価値」という「こうあるべき」という思い込みに縛られ、「できない自分」を責め続けていた私。


けれど、ある日気づいたのです。

 

私は『無価値』というフィルターを通して世界を見ている。

 

この気づきはまるで、長い間かかっていた曇りガラスがふっと晴れたような感覚でした。

 

そして、「人生は自分が作り出した幻想だ」という言葉が腑に落ちた瞬間、心の重さが軽くなったのです。

 

そこから、「できない自分も、全部愛そう」と決めました。


誤字脱字をする私も、私自身の一部。それでいいじゃない」と認めることが、解放の第一歩になりました。

3.本来の自分との一致——許すことで変わる世界

 

自分を許したことで、不思議な変化が起こり始めました。


職場の空気が柔らかくなり、周囲の人々の態度も優しく変わったのです。

 

自己統合が進むと、「生きづらさ」が消え、自分を信頼できるようになりました。

 

今では、どんなに小さなことでも「これでいい」と思えるようになり、結果的に物事がスムーズに進むようになりました。

 

ミスをしても、「あ、次に気をつければいい」と楽観的に考えられるように。


本来の自分と一致することで、こんなにも心が自由になれるとは思いもしませんでした。

 

4.あなたへ——「愛して、許す」と決めてみる

 

もし、あなたが自己否定で苦しんでいるなら、試してみてほしいことがあります。

 

「私は、ありのままの自分を愛して、許します。」

 

そう唱えてみるだけでいいのです。


完璧でなくても、失敗しても、あなたの価値は変わりません。

 

本来の自分と一致すると、人生は驚くほど軽やかになります。


あなたも、自分を愛して、許してあげてくださいね。