ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

【祈りの声②】やさしさに戻る場所 〜響きが残したものと、今ここにある静けさ〜

はじめに


不思議な出来事の余韻は、時間が経ってから静かに届くことがあります。


5月8日。星野村にある福楽寺で、護摩焚きに立ち会わせていただいたあの日から、何かが私の中でゆっくりと変わりはじめていました。


その変化は目に見えるものではなくて、日々の暮らしのすき間にふわりと広がるような――

“自分に戻るやさしさ”のような感覚でした。

 

目次

 

f:id:yukiyoj:20250518214103p:image

響きが残したもの


護摩の炎の前に立ったあの日の前日、前々日。

頭の中に真言が自然に浮かんできたことを、私は何度も思い出していました。


「おん あびら うんけん そわか らどばん」

「おん あぼ ぎゃーべ ぼしゃのう……」

「のうまく さんまんだー……」

 


音としては記憶の片すみにあったはずなのに、

まるで今の自分に必要なタイミングで、心の奥から響いてきたような感覚。

 


そのときは確かに「特別な出来事」のように思えたけれど、数日経って思ったのです。


これは、“あの瞬間”だけのものじゃない。

日常の中に、ちゃんと残っている。

f:id:yukiyoj:20250518214159p:image

静けさがそこにあった


東京に戻ってからの日々は、以前と同じように忙しくて、やるべきことも、子どもたちとの時間も、相変わらず目の前にありました。


けれど、どこか違っていました。


駅のホームで電車を待っているとき、

お茶を飲みながらふと窓の外を見たとき、

子どもの寝顔にそっと布団をかけたとき――


そんな小さな瞬間に、心からの深い感謝とともに、静けさがそっと訪れるのです。


あの日の祈りの火のように、言葉も意味もないけれど、

 

ただ「ここにいる」ことを思い出させてくれるような、やさしい感覚。

f:id:yukiyoj:20250518214311p:image

もう、探さなくていい


以前の私は、ずっと何かを“探して”いたように思います。


安心できる言葉、信じられる答え、未来の保証。


「もっとこうなりたい」「もっと深く知りたい」と思っていたことも、たくさんありました。


でも今は、心の中にこう問いかけることが増えました。


それって、本当に必要?

今ここにあるものを、ちゃんと感じてる?

 

不思議だけれど、真言が心に響いてきたあの日から、私は「もう探さなくてもいい」と思えるようになったのです。

f:id:yukiyoj:20250518214604p:image

日常こそが、戻る場所


護摩焚きのような神聖な場に行かなくても、

特別な祈りを捧げなくても――


「やさしさに戻る場所は、自分の中にある。」


そう思えることが、今の私にとっては、いちばん大きな“祈り”なのかもしれません。


おにぎりを握る手のぬくもりも、

 

「ありがとう」と伝えるときの呼吸も、

私のなかにあるやさしさが、日常の中に静かに戻ってくる瞬間。

f:id:yukiyoj:20250518214555p:image

おわりに


この体験を通して、あらためて気づいたことがあります。


「やさしさや、あたたかさって、探すものではなく、思い出すものなんだ」


何かを取りに行くのではなく、

立ち止まって、心の奥を感じてみるだけでいい。


今、ここにある感謝と静けさの中で、

私は、少しずつ自分に還っていく。


今日もまた、やさしさに戻れるように。

その感覚を忘れずに、私は暮らしていきたいと思います。

 

それでは今日も、「愛と感謝と調和」のもと——
生きとし生けるすべてのものが、心穏やかで幸せでありますように。

 

本日もブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。

 

このブログは、自分自身の心との対話を通して、内面を整理するために書いているものです。


今ではこうして文章を書くことができていますが、少し前までは、自分の感情がよく分からずにいました。

 

そのために、生きづらさを感じていたのも事実です。

 

同じように、自分の感情がつかめずに悩んでいる方へ——
少しでも心が穏やかになるヒントをお届けできればという思いで、日々記事を更新しています。

よろしければ、過去のブログやYouTubeも、何かしら参考にしていただけたら嬉しいです。

 

【YouTubeチャンネルはこちら】
https://m.youtube.com/@396miracle

 

一人でも多くの方が、本来の自分を取り戻し、
自分らしい生き方を選択できることを、心から願っています。