はじめに
この春、私は思いがけず、福岡の星野村で大きな転機を迎えていました。
ゴールデンウィークの最中、東京に戻るはずだった私の予定は、新幹線の運休となり不思議と“戻れない”ものとなったのです。
まるで「まだここにいなさい」と言われているかのように、福岡での時間が延長される中で、星野村という場所と、ひとつの祈りの場へと導かれていくようでした。
目次:
- はじめに
- 5月5日。星野村にある福楽寺への参拝を決めた日
- 不動明王の前に降りてきた、光の音
- 忘れていたはずの真言が、“響き”として蘇った
- 5月8日、護摩の火の前に立つ
- 音ではなく、祈りそのものが目覚めていた
- そして今、言葉があふれてくる理由がわかりました
- おわりに

5月5日。星野村にある福楽寺への参拝を決めた日
4月30日、新幹線が止まり家族で東京に戻れず、
私だけが5月1日に一度東京へ戻り、5月2日に再び福岡へ帰ってきました。
そして5月5日。
私は、知人を連れて行きたくて、以前から気になっていた星野村にある「福楽寺」というお寺に参拝することを決めました。
ここでは毎月8日に護摩焚きが行われており、
山で修行を積まれた本格的な山伏さんが祈りの火を焚いていると聞いていました。
そのことをふと思い出した瞬間、
私の中で何かが確かに静かに動き始めたのです。

不動明王の前に降りてきた、光の音
不動明王に参拝しようと決めたはずなのに、
なぜか、ふと頭の中に真言が自然に流れてきました。
おん あびら うんけん そわか らどばん
これは、大日如来の真言でした。
不動明王のご真言ではありません。
「え、不動明王さんのところに行くのに…どうして?」
そう思った直後、さらにもうひとつの真言が降りてきました。
おん あぼ ぎゃーべ ぼしゃのう
まかもだら まに はんどま
じんばら はらばりたや うん
光明真言。
意味は思い出せなかったのですが、
その音に触れた瞬間、胸の奥がじんわりと温かくなって、懐かしくて、やさしい気持ちがあふれてきました。
さらにもうひとつの響きが浮かんできました。
のうまく さんまんだー ばざらだん せんだー
まーかろしゃーだー そわたや うんたらたー かんまん
これは、まぎれもなく不動明王の真言でした。

忘れていたはずの真言が、“響き”として蘇った
実はこれらの真言は、2年ほど前、ご縁のあったお坊さんから教えていただいたものでした。
でも、日常の中ですっかり忘れていたのです。
それなのに、不動明王の参拝を“決めた”その瞬間から――
忘れていたはずの真言たちが、自然に頭の中に流れ込んできました。
それは「記憶」ではなく、
魂の奥深くに沈んでいた“響き”が目を覚ましたような感覚でした。

5月8日、護摩の火の前に立つ
そして5月8日。私は福楽寺を訪れました。
この日は、毎月行われている護摩焚きの日。
山伏として修行を積まれた方が祈りの火を焚く、特別な日でした。
そんな神聖な場に立ち会えること――
それ自体が、今思えば奇跡のような導きだった気がします。
まだきちんとお参りしたこともなかったのに、
まるで不動明王の方から先に「来ていいよ」と声をかけられたような、
やさしい静けさを感じていました。

音ではなく、祈りそのものが目覚めていた
これらの真言たちは、かつて「学んだ」ものでした。
けれど今の私は、それを「唱えた」わけでも、「思い出そう」としたわけでもありません。
音が“自然に響いてきた”。
それはもう、学びではなく、
祈りそのものが、私の中で立ち上がってきた瞬間でした。
私はその音たちに、懐かしい友人のように出迎えられた気がしたのです。

そして今、言葉があふれてくる理由がわかりました
最近、ブログの言葉がどんどん湧き出てくるようになりました。
「書こう」と思っているのではなく、
祈りが、私を通して言葉になっていくのです。
その中心に、いつも自然と浮かんでくる言葉があります。
「愛と感謝と調和のもと、
生きとし生けるものすべてが
心穏やかで、幸せでありますように。」
この言葉が、なぜこんなにも自然に出てくるのか――
私もずっと不思議に思っていました。

おわりに
私は、信じる対象を探すのではなく、自分の中に響くやさしさを、そのまま生きていきたいと思います。
静かな炎のゆらぎと、音のない響きに導かれながら、私は、日々の暮らしの中でそっとそのやさしさを灯していけたら嬉しいです。
YouTube:ゆきよちゃんでは心を穏やかにするヒントをお届けしています。過去のグログと併せてご覧ください。
それでは、今日も「愛と感謝と調和」のもと生きとし生ける全てのものが心穏やかで幸せでありますように!
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