はじめに:心に残る記憶たち
小学生の頃の私は、家庭のあたたかさや手作りのご飯を、自分で感じたことがほとんどありませんでした。
精神的に不安定だった母のもとで育ち、家庭の味や団らんのぬくもりは、どこか遠い世界の話のように思っていたのです。
そんな私の心に深く刻まれたのは、大学生のときに家庭教師のアルバイトで出会った“普通の家庭の夕食”でした。
目の前に並ぶ手作りのご飯、家族の笑い声。その何気ない光景に心が満たされ、気がつくと涙がこぼれていました。
そのときの記憶は、私の中で静かに根を張り、「私も、家庭のぬくもりを感じられる料理を作れるようになりたい」という強い想いへと変わっていったのです。
目次:
- はじめに:心に残る記憶たち
- 転機となった体験:家庭料理の衝撃
- 過去の足りなさが育んだ「工夫」
- 日々の暮らしの中で見つけた、効率的な料理術
- 「足りなさ」が育てた、あたたかさ
- おわりに:すべての「今」に、ありがとう

転機となった体験:家庭料理の衝撃
家庭教師の仕事先で見た食卓に並ぶ料理は、ただの「食事」ではありませんでした。
そこには、料理を通して家族の心がつながるあたたかな空間があったのです。
私にとっては、それが初めて出会う“家庭の味”でした。
過去の私にはなかったものが、静かに、でも確かに、私の心の奥をあたためてくれた瞬間でした。

過去の足りなさが育んだ「工夫」
母の病気という背景もあり、私の幼少期には“手作りご飯”という記憶がほとんどありません。でも、その「足りなさ」は、私自身が料理に向き合い、自ら工夫する原動力にもなりました。
家事代行のお仕事で出会ったご家庭でも、似たような背景を持つ方々が、皆それぞれの工夫で日々を支えている姿に何度も励まされました。
「できないこと」があるからこそ、人は学び、助け合い、あたたかい家庭を創り出せるのだと実感しています。

日々の暮らしの中で見つけた、効率的な料理術
今、私はふたりの子どもと暮らしながら、毎日のご飯づくりに工夫を凝らしています。
ひとり親で仕事もフルタイムで働いているので、料理にかけられる時間は限られているけれど、それでも“家庭のぬくもり”を食卓に込めたい。
そんな思いで辿り着いた、私なりの時短アイデアをご紹介します。
● 事前に野菜を蒸して保存
時間があるときに、蒸し器や圧力鍋で野菜をたっぷり蒸しておく。これだけで、朝のお弁当や夕飯がぐんと楽に。
栄養満点の野菜がすぐ使える状態になっているだけで、気持ちにもゆとりが生まれます。
● 炊飯器でほったらかし調理(過去の愛用術)
今は炊飯器を持っていませんが、以前は炊飯器でかぼちゃを蒸して、ハンドミキサーでポタージュスープにするのが定番でした。
忙しい時期でも、短時間でおいしくて安心なご飯が作れる、魔法のようなテクニックです。
● 手作り調味料で心と体にやさしく
家族みんな、添加物に敏感な体質になったこともあり、市販の調味料を手作りにシフト。
野菜で作るコンソメ、豆からの味噌、にんにく麹・しょうが麹など、素材の力をそのまま使った調味料を常備しています。
こうした工夫を重ねることで、10分ほどで4~5品を無理なく作れるようになりました。
最近では、子どものお友達から「〇〇ちゃんのお母さんって魔法使いなの?」なんて言われるほどです(笑)

「足りなさ」が育てた、あたたかさ
幼い頃に感じていた「家庭のご飯がない」という寂しさ。
それは、決してネガティブな記憶ではなく、今の私を支える大切な経験でした。
• 足りなかったからこそ、工夫が生まれた
• 誰かの“できない”は、誰かの“助けたい”を引き出す
• 比べるのではなく、自分のペースで少しずつ前に進む
人と比べることで劣等感や嫉妬を抱いてしまうこともあるかもしれません。
でも、比べるべきなのは過去の自分と今の自分。ほんの少しでも前進できたなら、それはとても尊いことです。

おわりに:すべての「今」に、ありがとう
私の歩んできた道のりは、決して平坦ではありませんでした。
でも、過去に感じた足りなさや寂しさも、今では私の宝物のように思えるのです。
もし今、「自分には足りないものが多い」と感じている方がいたら…
それはあなたの価値が低いからではありません。むしろ、そこから始まる“あなただけの物語”があるのだと思います。
人は、比べるから苦しくなる。
あなたの“できない”は、きっと誰かにとっての“役割”かもしれない。
私たちは、人として生まれてきただけで、本当はもう十分に完璧なんです。
だからこそ、自分を責めるのではなく、今の自分に誇りを持って、未来に向かって少しずつ歩いていきましょう。
よかったらYouTube:ゆきよちゃんでも心を癒すヒントをご紹介しています。
併せてご覧くださり。
また過去の動画も心の癒しのヒントになれば嬉しいです。
それでは、「愛と感謝と調和」のもと生きとし生ける全てのものが心穏やかで幸せでありますように!
aichyouwa-nomori.hatenablog.jp
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