ゆきよちゃん|心の縄をほどく専門家からの手紙

ほどく、ゆるむ、自分に還る。 空海の智慧とともに綴る、あなたの心を自由にするメッセージ

【心をほどく①】感じる力を取り戻していく私

はじめに

 

子どもの頃、

私はずっと、こう思って生きていました。


この世界に、本当の愛なんてない」


それは誰かに言われたわけじゃなくて、

日々のなかで、いつの間にか自分の心に根づいてしまった思い込みでした。

 

目次:

 

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私の心に、深く残った母の言葉


ある日、母が泣きながらこんなことを言いました。


「結婚する前は大事にするって言ったのに、パチンコばっかりで全然約束を守ってくれなかった。」


その言葉の裏には、

母が父に裏切られたという失望や、

愛してもらえなかったという怒りが詰まっていました。


目の前には、

毎日パチンコに逃げる父と、

感情をぶつけるように泣きわめく母。


子どもだった私は、ただその空気に立ち尽くしながら、


「愛って、苦しいだけなんだな」

「愛情なんて持っても無駄なんだ」


そんなふうに静かに、でも深く、

信じることを手放していったのです。

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愛を受け取れなかった母、信じきれなかった私


今になって思えば、

あのときの母は、

誰かに依存せずに自分の心を整える術を知らなかったのだと思います。


愛を“もらうもの”だと信じ、

思うように与えてもらえないと、怒りや悲しみになって爆発する。


その未成熟さを責める気持ちはありません。


でも、当時の私にはその仕組みが分からず――

ただ、**「愛はこの世に存在しないもの」**と覚えてしまったのです。

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感情がない“ふり”で生きていた


それ以来、私は

「感情をあまり出さない子」

「何を考えているか分からない子」

そんなふうに見られるようになっていきました。


表向きは笑顔を絶やさず、ニコニコと笑っている。

 

でも本当は――

感じることに、自分で蓋をしていたんです。


感じると苦しい。

信じると裏切られる。

期待すると傷つく。


だから私は、感じないことで心を守っていたのです。

 

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息子が生まれて、心の再起動が始まった


そんな私の“感情の凍結”が、少しずつ解け始めたのは、

2015年、息子が生まれたときのことでした。


小さな体、規則正しい呼吸。

その“生きている”という存在そのものに触れたとき――


ああ、私、いま…感じてる」


そう思えた瞬間がありました。


心の奥にあった“感情の器”に、ぬくもりがじんわりと流れ込んできた。

それは、私という人間の再起動の瞬間でした。

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娘のまっすぐな愛が、私を見つめ直させてくれた


でも、母親としての時間はやさしいものばかりではありませんでした。


特に娘に対しては、

どこか“母”を重ねて見てしまい、心がザワザワすることが多かった。


子どもが大好きなはずなのに、

娘にはなぜか素直に愛を向けられない。

愛したくても、なぜか距離をとってしまう。

 


そんな自分を責める日々が続きました。

 


でも――

娘は、まっすぐなまなざしで、ずっと私を見ていてくれました。

 


そして、ある日ぽつりと言ったんです。

 


「ママは素直に聞き入れてくれる人だよ」

 


その言葉を聞いたとき、

私はなんだかほっこりして、

心の奥がやさしくほどけていくのを感じました。

 

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少しずつ、取り戻していった“感じる力”


そこから私は、自分の感性に耳を澄ませるようになりました。

 

• 人の言葉の“奥の気持ち”がわかるようになった

• 空間のエネルギーの重さや軽さに敏感になった

• 自分の心が今、何を感じているか、立ち止まって見つめるようになった


それは、特別な力ではなく、

“誰もが本来持っている感覚”を取り戻していく道のりでした。

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感じる力は、痛みの先ではなく、“今ここ”にある


昔の私は、「感じたら傷つく」と思っていました。

 

でも今は、「感じるからこそ、人とつながれる」と思えるようになりました。


感じる力は、誰かに証明するものじゃなくて――

ただ、自分の中に“在っていい”と認めてあげることから始まる。


私はまだ、取り戻している途中です。

でも、それでいいと思っています。

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おわりに


かつて私は、

愛なんてない」と思い込んで、感じることをあきらめていた。


でも今、

 

子どもたちとの日々の中で、

見えないけれど確かなものがあることに気づき始めています。


感じることは、弱さじゃない。

それは、生きていることそのもの。


だから私は、これからもやさしく、静かに、

“感じる私”に戻っていこうと思います。


今日も私は、自分の感性を信じながら、一歩ずつ感じる日々を生きています。
それが、ほんとうの“私に還る旅”だと信じています。

あとがき


それでは今日も、「愛と感謝と調和」のもと——
生きとし生けるすべてのものが、心穏やかで幸せでありますように。

 

本日もブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。

 

このブログは、自分自身の心との対話を通して、内面を整理するために書いているものです。


今ではこうして文章を書くことができていますが、少し前までは、自分の感情がよく分からずにいました。

 

そのために、生きづらさを感じていたのも事実です。

 

同じように、自分の感情がつかめずに悩んでいる方へ——
少しでも心が穏やかになるヒントをお届けできればという思いで、日々記事を更新しています。

 

よろしければ、過去のブログやYouTubeも、何かしら参考にしていただけたら嬉しいです。

 

【YouTubeチャンネルはこちら】
https://m.youtube.com/@396miracle

 

一人でも多くの方が、本来の自分を取り戻し、
自分らしい生き方を選択できることを、心から願っています。

 

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